植物性カラー剤のヘナについて
観測史上2番目の早さで梅雨入りしましたが、なかなか雨は降りませんね。
晴れてる日は25℃を越えることもしばしばありもう夏がすぐそこまで来ている感じがしますね。
梅雨後半で大雨になるのではないかと心配です。
今回は植物性カラー剤の“ヘナ”について書いてみました。
“ヘナ”とはインド等で古くから髪染めやボディペイント等に利用されて来たハーブです。
“ヘナ”は、ミソハギ科の植物で学名はLawsonia inermis。
和名は指甲花(シコウカ)、またはツマクレナイノキとも呼ばれます。
北インド、北アフリカ、中東、東南アジアに広く分布し、古くから利用されてきた植物です。
成長すると木の高さは3~6mの低木で、葉は先の尖った長さ3cm、幅1.5cmほどの楕円形です。
今でこそ“ヘナ”は染色力とトリートメント効果がある「葉」の部分がよく使われていますが、かつては花も高価な香油の原料として薔薇の香油とならんで珍重されていました。
※wikipediaよりヘナの草木の画像です
“ヘナ”のメリットですが
・髪へのダメージが無い
・使い続けることで髪にハリコシが出る
・トリートメント効果があり髪にツヤが出る
デメリットですが
・天然由来の成分なので色のバリエーションが少ない
・マニキュア同様に髪を明るくする力はないので明るい色味には出来ない
・植物特有の独特な香りがある
・植物性なので植物アレルギーのある方は使用できない
などが挙げられます
※ヘナの粉末と水と混ぜ合わせた後です
マニキュア同様に髪を明るくする力は無いので明るい色味には出来ないと書きましたが“ビビットカラー”と同様にベースになる髪の色が明るいもしくは全体の白髪の量によってはそれなりの明るさには仕上げる事も可能です。
ただ、明るめに染めるとやはり色の持ちは悪くなり退色も早く感じられると思いますので
白髪の染まり具合と仕上がりの明るさを丁度良いところで妥協することも必要です。
また“ヘナ“には100%植物由来の物と微量ながら化学薬品が入っている物がありますので
心配な方はお気軽にスタッフまでお問い合わせください。
今回もご一読ありがとうございました。